閉じたファイルのアンドゥ履歴を復活するundohist.el
閉じたファイルのアンドゥ履歴を自動的に復活するundohist.elという拡張を作りました。次のURLから取得できます。
http://cx4a.org/pub/undohist.el
使うには次のコードを.emacsに書いておいてください。
(require 'undohist) (undohist-initialize)
この拡張を使うと閉じてしまったファイルで行った過去の編集作業もアンドゥできるようになります。アンドゥ履歴は永遠に記録され続けるので、最大でファイルが空の状態までアンドゥできます。
ただ、undohistを使っていないEmacsや他のエディタで編集した場合や、sshfsなどでのリモート編集やバージョン管理システムによるリモート変更の適用などでアンドゥ履歴の記録対象のファイルが書き変わった場合は、アンドゥ履歴の整合性が保たれなくなるので、その時点でアンドゥ履歴は破棄されます。
それに加えて、自動保存されたファイルを復活させた場合にもアンドゥ履歴は破棄されます。これは機能実装が足りないだけなので、理論上は対応できます。将来的には対応する予定です。