主張しないスクロールバーモード、yascroll.elをリリースしました

恥をしのんで告白しますが、実は僕は数カ月前まで標準のスクロールバーモードを有効にしていました。明確な目的があったわけではなく、単純に自分の編集箇所を視覚的に知りたかっただけです。

しかしながら、この標準のスクロールバーモードは、個別のウィンドウごとに出す出さないの選択ができず、しかもスクロールバーが不要な時でも常に表示されるため、編集領域を無駄にするという欠点があります。

そこでiPhoneのスクロールバーからインスピレーションを得て、主張しないスクロールバーモード、yascroll.elというのを作ってみました。yascroll.elはスクロール時にスクロールバーがウィンドウ右辺に現われるという単純なものです。

本体は次のURLから手に入ります。

https://github.com/m2ym/yascroll-el

install-elispauto-installがある場合は次の式を評価することでインストールできます。

;; install-elisp
(install-elisp "https://github.com/m2ym/yascroll-el/raw/master/yascroll.el")
;; auto-install
(auto-install-from-url "https://github.com/m2ym/yascroll-el/raw/master/yascroll.el")

後は.emacsに次の設定を書けばOKです。

(require 'yascroll)
(global-yascroll-bar-mode 1)

なお、linum-modejaspace-modeとの共存で問題があることが分かっています。それらの問題は今後、解決したいと思います。

それでは。